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金属片やむなし

君の影を踏みに。

words

こないだ社内でお茶を飲んでいたら褒められた。

「ぐるぐるさんちゃんと水分補給してる、えらーい」

水を飲むだけで褒められるのだからちょろいもんである。っていうかなんで褒めた。

「ぐるぐるさんあんまり水を飲まないイメージがあったから」

なんだ「水を飲まないイメージ」って。おれを砂漠の生き物か何かだとでも思っているのか。大きな眼球に付いた朝露をペロリと舐めて水分補給するとでも? 「何日かおきに霧吹きで水をかけてあげてください」間違ってるよその飼育方法、そんなんじゃおれ死んじゃうから! ちゃんとお水あげて!!

……あとビールもね。

ネギと修羅

ドラマってほとんど見ることがないのだけど、3年前に原作マンガを読んでいた『失恋ショコラティエ』を何回か見た。ドラマについては「BGMの音圧高すぎね?」という割と身もふたもない印象しか残っていなかったのだが、こないだ原作が完結してることに気づいて読み返したところ、爽太とサエコの声が完全に(ドラマに出演していた)松潤石原さとみで脳内再生されてうわなんだこれ、とちょっと混乱した。 ドラマをよくご覧になる方には結構あるあるだったりするんですかね?

これってアニメでもあるはずだ。おれはアニメもほとんど見ることがないのだけど(アニメ化をきっかけに原作を読むことはよくある)、さすがに悟空の声くらいは頭に入っている。ということでドラゴンボールを読み返してみた。
うん、やっぱり脳内再生される。悟空は悟空の声で、亀仙人亀仙人だ。だけどミスターポポくらいになると怪しくなってくる。っていうかおれDB(ドラゴンボール)アニメ途中で降りてたわ。最後まで見てない。頭の中のDB(データベース)が不完全だった。そりゃ再生できるはずがない。そしてこれはクリリンの分だ!

もうちょっと試してみないとなんとも言えない感じだ。そういえばハガレンも原作は読んだけど(いま無料で全巻読めるみたいですよ)アニメは見てない。アニメもかなり良くできていると聞くのでこの機会に見てみようかな、とは思うものの「全51話」の壁は高い。2期は「全64話」うーむ。

ところでこち亀ってどっちの声で再生するのが正解なんですかね? ラサール? 慎吾くん?

春認定

今日から数えてちょうど1年前、「君の名は」というエントリでこのブログは始まった。まさか同じ年に同じタイトルのアニメ映画が大ヒットするとは思いもしなかった。
思いつきで始めたブログだが、1年である。1年と言えば短いようだが、中学校に入ったばかりの子が中学2年になり、中学2年生が中学3年生になるくらいの時間だ。さらに言うなら63歳の人が64歳になる。94歳のひとは95歳になれるかどうかには若干の不安があるが、このブログは1歳になった。

おれのくせにそれなりに更新している。正直3ヶ月くらいで書かなくなるだろうと踏んでいたのだが、なんとか続いている。これもひとえに読者の皆さまのおかげ、ではない。そもそも読者なんているのか。なんのフィードバックもないので正直誰ひとりとして読んでいない可能性すらある。
みなさん、おれが死んでから評価したって遅いんです!「死んでから評価されるタイプ」って「死ぬまで評価されないタイプ」なんです! っていうかお前らおれが死ぬのを待ってるだろ! 忌々しいハイエナどもめ!

設問1.誰か読んでるかどうかもわからないのに「お前ら」とか書いている筆者の気持ちを述べなさい(10点)

でもまあ自分では気に入ったもの「も」書けているし、これでいいのでは、とおもう。おれにはこんなことくらいしかできないけど、まあこんなことくらいはできる訳で。できることをやる、というのはシンプルでよい。

早いものでこのブログも2年目となる。これといった抱負はないのだけど、この調子で日々を綴っていきたい。

読んでくれてありがとう。

……っていうのをさぁ、2日前に書くはずだったんだよ。まあ見事に忘れちゃったよね。おれのばか。っつーかこれ計算、計算だから! こうやって天然っぽく見せて好感度を上げようって不思議ちゃんメソッドだから! おれそういうあざといとこあるから! ぜんぶ計算! 計算だから!

計算であることは日付をご確認いただくとわかるはずである。今日は3/14、紛れもなく1年前の今日、おれはこのブログを立ち上げた。
……こうしてお前らはまた騙されるのだ。

設問2.誰か読んでるかどうかもわからないのに「お前ら」とか書いているおれの気持ちにもなってみてよ(15点)

忘却の彼方に

「あ、これブログのネタにしよう」と思いついてボンヤリしてるうちに忘れてしまうことがある、あるというか良くある、ってか9割がたは忘れてしまう。たまにメモしたりもするんだけど、おれのメモは「一斗缶 トマトをぶつける」など謎に満ちていて何が言いたいのかわからない。
おれきっとアレだな、金銀財宝を隠して宝の地図書いてわかんなくなるタイプだな。っていうかドングリ埋めた場所わすれて結果的に森を育てるタイプか。

おっこれ使えるぞ。「わたしよくリスっぽいって言われるんですー」とかさ、憑依系かわいく思われたい女子どうぞお使いください。まあその実ただの健忘症なんだけどな。

頬袋にめいっぱいのやさしさを詰めて。

おいる。

某有名ラーメン店のおはなし。
たまたま近くを通りかかったところ、行列が1人しかいなかった。これは幸いと並んでみるが、何かおかしい。なぜか裏口のようなところに向かって並んでいる。店の正面入口は閉じられたままだ。この店には昔いちどだけ来たことがあるのだが、そのときはこんなじゃなかったはずだ。

とにかくわからないので、前の人のマネをすることにする。店内からポツリポツリと客が出てくるのだが、前の人は入店しようとしない。不思議に思いながらスマホをこする。出てこいスマホの精。あ、またひとり出てきた。だがやはり店に入ろうとはしない。スマホをこする。出てこいスマホの精。

しばらくすると店の中から声がかかり、前の人に続いて入店する。やはり裏口だ。というか厨房の中を通って客席に至る。おれバックステージパス持ってないんだけどいいんですか。

老舗である。
おそらく正面入口は建物の老朽化などの理由で閉じられているのだろう。この店の入店ハードルは日本有数の高さを誇る。正面入口が締め切りで、店外から中の様子は伺えない。裏に回って通用口のドアを開けなければならないのだが、出入りの業者でもない限りそんなことする人はいない。おれだって前の人がいなかったらドアノブに手をかけさえせずに入店を見送ったことだろう。

老夫婦が二人で切り盛りしているのだが、非常に丁寧な仕事っぷりである。あるべきものがあるべきところにあり、あるべきでないものは何ひとつない。そして長年の経験に裏打ちされた、シンプルで無駄のない動き。なんかもうこれを眺めているだけで満足感がある。

昼間っからビールを飲む者たちのために鉄鍋が火にかけられ、餃子が焼かれる。焼き始めは店主が動き、焼き上がりは奥さんが確認する。息の合ったコンビネーション。店内に客は十数人、頼む人が少なかったのか、焼かれる餃子は2人前だ。餃子が焼ける前にラーメンを茹で始めるようなことはしない。というか焼き上がったのになぜか火を点けっぱなしで鉄鍋からモクモクと煙の立ち上るさまもまたいとをかし。
昼間っからビールを飲む者たちのために、店主がチャーシューを切り始める。丁寧に盛り付けられたそれは芸術品さながら、これもまた1人前である。これが供される前に麺を茹で始めるようなことはしない。それがこの店の秩序である。

昼間っからビールを飲む者たちのための作業が終わると、麺を茹で始める。職人はいつだって真剣である。完璧な茹で上がりを目で、指先で確かめる。誰かが持ち帰りメンマを注文する。つけ麺用の麺はザルに上げられる。これを冷水で締めるのは奥さんの役割だ。しかし同時に持ち帰りメンマを包むのもまた彼女の仕事なのである。各々が自分の仕事をきちんとこなす、この店の秩序だ。麺がザルに上げられたまま数分間放置されていたとしても、メンマを雑に包むことは許されない。ちゃんと、ちゃんとやるのだ。店主はスープの調合に余念がない。おれはつけ麺ではなくラーメンを頼み、それはすでに供されているので問題ない。

ちょっと揶揄してるような書き方になってしまったけど、本当にこれでいいのだと思う。
確かに回転こそ悪いかもしれないが、それが彼らの生活するリズムなのだ。

自分ができることをやる、それはとても大事なことだ。生活を続けてくのは尊い。そして人生は続くのだ。

süsser

チーズケーキを眺めていたら、世の中の全ての食べ物はスイーツにできるのではないか、と思い至った。

チーズはうまい。ワインにも合うのはもちろんのこと、カマンベールと黒ビールの組み合わせは無策な婚姻関係よりよほど芳醇である。タンパク酸と脂質、発酵によるアミノ酸。心震わすに必要十分な要素。赤ワインと合わせると、チーズが美味いのかワインが美味いのかその境い目が茫洋としてくる。

それをなんでケーキにしようと思った。
おかしいだろ。酒の肴だぞ。言うならイカの塩辛をケーキにするようなもんだぞ。

とは言え日本はあんこの国である。チリビーンズをソウルフードとする人たちから見たら甘い豆というのは論外であろう。だって豆だぞ? 茹でて潰して漉して晒して、たっぷりの砂糖で練っストップ! クレイジージャパニーズ!
もちろん甘くない豆もある。納豆がその代表であろう。茹でた豆を藁づとで包んで発酵させる、ねっとりと糸を引く豆に醤油をたらしてごはんのお供に、っておかしいだろ。普通に考えて糸引いてるのってアウトだろ。100歩譲って日本人的にはギリギリだとしても、ギリギリアウトのほうだよ! セーフにすんな!

ちなみに今の納豆が生まれる前に「納豆」と呼ばれていたのが甘納豆である。甘くない納豆と区別するために「甘納豆」と呼ばれるようになった。ただの「フィルム」がカラーフィルムの登場によって「白黒フィルム」と呼ばれるようになったように。よしこれで今日の嘘ノルマ達成な。

このように大概のものはスイーツにできる。全然説明した気がしないけど「このように」で納得してほしい。

っつーかさ、「桜でんぶ」って魚でできてるじゃん。魚スイーツ。嘘じゃないぞホントだぞ。日本には耳の日にちらし寿司を食べるという奇習があるが、あれに乗ってるピンクのやつ。食べないと2週間耳が聞こえなくなるあれ。桜でんぶ。まあ食べても1週間は聞こえなくなるんだけど。っていうかあれって桜っていうより桃色じゃね? 桃の節句だし。桃でんぶ。そっちの臀部じゃねえよ!

ブラックジョークが得意だったんですが意識して書かないようにした結果、下ネタの割合が飛躍的に上がってしまいました。どうしたらいいでしょう?(杉並区・一般男性)

昔は下ネタ書かないようにしてたんだけどなあ。

わりと変則的なキーボードの使い方をしている。鍵盤のほうではなくて文字入力の話だ。鍵盤はしばらく練習したことがあるが無理だった。おれの脳はあれを弾けるようにできていない。高校のとき体育館の倉庫でピアノを弾いていたら「なんの曲?」と訊かれたが、適当に白鍵だけ叩いていただけだ。あのときは曖昧に笑ってやりすごしたが、今なら「無名の作曲家がインターネットの発展を予知して作った曲なんだ」などとわけのわからないことを言うとおもう。っていうかなんで鍵盤の話をしているのか。

会社のPCにはUSBキーボードを2枚挿している。これは右手用と左手用で、間隔を開けて配置する。エルゴノミクス設計のセパレートキーボードは高価だが、そのへんに転がっている980円のUSBキーボードをつなぐだけで済む。縮こまらなくていいので肉体的な負担がかなり減る。
ちなみにこれはウチの社長が諸事情で前傾姿勢ができなくなった際に「じゃあキーボード2枚あればいいんじゃね?」と思いついた。「ぐるぐるさん、これすっげえ楽だ!」というので自分でもやってみた次第。

ブログを書くのにiPhoneBlueToothのキーボードを使っているのだが、その位置関係が特殊だと思っている。
一般的な配置だと「モニタ_キーボード_おれ」なのだろうけど、これを「キーボード_モニタ(iPhone)_おれ」と置換した。具体的に言うとテーブルの奥にキーボード、手前にiPhoneを置く。モバイルデバイスは画面が小さいのでこっちのほうがすこぶる捗る。
チマチマとiPhoneの画面を眺めることになるのだが、文章を書くときの没入感が高い。両手でiPhoneを包み込む格好になるので他人から見られにくいという利点もある。なんせ見られて恥ずかしい文章しか書かないからな!(そんなもん読まされてるお前ら申し訳ございません)

なんか普通にライフハック記事になってしまった。たまにはこんなのもいいだろう。