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金属片やむなし

君の影を踏みに。

Black and White

昨日のはひとまず保留。


夜に広がる圧倒的な桜色を前にして、ふと「サクラカラー」ってフィルムメーカーがあったな、と思い出した。

フィルムというのはアナログ写真を撮るときに使われる記録媒体だ。アナログ絵を描くときの紙みたいなものだと思ってくれればいい。ヒエログリフを書くときの石板だと思ってくれてもいいし、ヨガをするときのヨガマットだと思ってくれてもいい。ヨガファイアを出すときの空気でもいいし、ヨガフレイムの……ダルシムさんお引き取りください。


で、「サクラカラー」って名前はおそらく「桜色」を意味しない。「サクラ」+「カラー(フィルム)」だ。その昔、アナログ写真には色情報がなかった。「白黒写真」と呼ばれる、グレースケールのものしかなかったのだ。後に色情報を持つ写真が発明され、従来の白黒写真と差別化を図るために「カラー写真」と呼ぶようになった。従来の(白黒)フィルムではなく、カラーフィルムを作る会社だから「サクラカラー(フィルム)」という名前になった。おそらくそうだろう。

写真がそうであったように、映画もまた白黒から始まった。当初の映画には色情報どころか音声すらなく、「活動弁士」と呼ばれる人がスクリーン横でナレーションや台詞、煽り文句に至るまで一人で当てていた。

テレビだってそうだ。まず白黒テレビというものが開発され、後にカラーテレビができた。コンピュータも。「グリーンディスプレイ」と呼ばれる単色表示から、4色、8色、16色、256色と徐々に表示できる色を増やしていった。

携帯ゲーム機。任天堂ゲームボーイは白黒で始まり、ゲームボーイアドバンスになって初めてピカチュウに色がついた。

僕らの大好きなWEBだって例外ではない。その黎明期、1995年当時のWEBは白黒だった。現在では次第に廃れつつあるが、リンクを示すテキストのアンダーライン、あれは白黒であったゆえにリンクであることを明確に示すための知恵だったのだ。「下線があればクリックできるよ」という目印だったのである。

今でこそyoutubeに代表される動画共有サイトはフルカラーだが、はじまりはやはり白黒であった。ニコニコ動画も(仮)(β)(γ)(RC)を経て「ニコニコ動画(カラー)」になったことはそこまで古い記憶ではない。

技術の先端はいつだって白黒なのだ。昨今急激な盛り上がりを見せているVRだって元はバーチャルボーイ(ただし赤黒)だし、ドローンも最初は白か黒しか選べなかった。iPhoneは3gsになってやっとカラー表示ができるようになった。


……今でこそ黄色人種ってのがいるが昔は(ry


※このエントリはあらかた嘘です。