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金属片やむなし

君の影を踏みに。

ゴールデンウィークの黄昏

酒場のカウンターでブログを書いていたら、隣のおっさんがすごい食いついてきた。めっちゃ画面みてる。書きかけのブログ読まれてる。読者の少ないこのブログが熱心に見られてる! よくわかんないけど何かのチャンス!

このブログは基本的にアホなことしか書いていない。その時もやはり実にくだらないことを書いていた。

文章を書くにあたっては、推敲という作業が必要となる。書いたものを読み直し、文法的に間違っていないかを確認する。表現が妥当であるか、意図したものが伝わりやすく書けているかを検討する。言い回しを細かく調節してリズムを正し、少しでも伝わるように心を砕く。「おまえ必死だなpgr」と言われても一切反論できない。なぜなら本当に必死だからだ。

で、おれはまさにその作業を覗き込まれた訳だ。美辞麗句や社会正義を訴える文章ならともかく、バカなことを書いてなんぼの文章だ。ボケてスカして自虐するテキスト、その温度調整。「だろう」を「だもんね!」と書き換えるさまを注視されると、ウンチングを見られた飼い犬みたいに複雑な表情にならざるを得ない。「ご主人さまどうして僕のことを見るの?」

「優雅に見える白鳥も水面下では」って言うだろう。おれも優雅に見せたい。もっと軽々と文章を書きたい。いや軽々と書くこともあるのだけど、どうしてもネチネチと推敲してしまうのだ。 ……これは何かの呪いに違いない。きっと前世でファラオの墓でも暴いたか、ファラオがベッドの下に隠していたちょっとだけ特殊な趣味の本を暴いてしまったのだ。そうかアメンホテプ4世はアヌビス総受けなんだね!

この文章ですら推敲を重ねてるって考えると、怖くないですか?