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金属片やむなし

君の影を踏みに。

最適化ってこういうことじゃね?

おそらく空間把握能力が決定的に欠如している。
3Dモデリングをやってみようかな、と手を出したことがある。3分で挫折した。徹頭徹尾、とにもかくにもわからない。

中学のころだったか、授業で彫刻をやった。立方体を削っていくのだが、おれが作ったのは「角のとれた6面体にテクスチャを貼り付けたような熊」であった。2次元で言うなら、四角形を角丸四角形にした程度のものだ。
さすがに今ならもうちょっと削れるとは思うのだけど、根本のところでおれはそういう脳の使い方ができないのだな、と自覚している。

3Dモデラーの方というのは、おれの計り知れない脳の動かしかたをしているに違いない。おれがある方面に対してセンシティブであるように、きっと立体に対してとても敏感なのだ。なので娘が成長して思春期に差し掛かったあたりで、その胸が膨らみつつあることに気付きを隠せず「最近おおきくなってないか?」などと言ってしまい「パパマジでキモい! サイテー!」と冷たい目を向けられることになるのだろう。よかったおれそのへん全然わかんなくて!(いいのか)

あと絵が絶望的に下手だとか人の顔が覚えられないとか脳内で動画再生ができないとか、イメージング方向でおれの無能っぷりはなかなかのものだ。見終わったばかりの映画の筋を要約できないってのもある。
でもこれって「個性」なのだ。日本でもトップクラスのエンジニアと話していて、「これできないよねー」と共感されることも少なくない。

おれはおれができることをする。できないことを嘆く暇はないのだ。