re:sample
みんな大好き食品サンプルである。
本来の目的は店が供する料理がどんなものであるかを視覚的にわかりやすく示すものであり、同時に店頭の賑やかしである。
実際のところカツ丼やラーメンなど、今さら立体で示されても、というものが多い。
逆に日本人にあまり馴染みのないダルバートやディドなどといったものを供する店で食品サンプルを用意しているところは見たことがない。
ドネルケバブの店で食品サンプルを用意するのはどうか。実際に焼かれているケバブの前で、偽物のケバブタワーがぐるぐると回っているのだ。
昔は食品サンプルを豪華に作りすぎて、「実際に供される料理と違う!」というクレームがつくということも良くあった。
誇大広告の問題は現在でも形を変えて続いている。WEB広告なんて、誰が信用するだろうか。我々は常に誠実であることを心がけねばならない。
誠実であれ。
突っ込んだら負けだ。