金属片やむなし

君の影を踏みに。

For Seasons

春が過ぎて梅雨入りする前の暑い季節を「前期夏」、梅雨が明けてからを「夏(第2シーズン)」とすればいいんじゃねえか、と思っていたのですが、


春 前夏 後夏 秋 冬


とすると古代中国の王朝みたいになることに気がつきました。季節みたいに歴史は繰り返すのですね(ドヤ)。


もし地球の回転が逆だったら季節も逆転するはずです。春夏秋冬が春冬秋夏に。でも本当にそうでしょうか。

地軸の傾きにより暑い季節(夏)と寒い季節(冬)が生まれます。その合間に中間の季節があります。寒い冬を越え、いきものたちが芽吹く季節を春と呼び、盛夏に生命力を蓄えたものたちが実を結ぶ季節を秋と呼んでいるだけで、春と秋とは同じものと言えるかもしれません。ですから地球が逆転することがあっても、春夏秋冬は春夏秋冬なのです。っていうかそもそも地球は逆転しません。ご安心ください。


ぼんやりと生きておりますと、なかなか季節に気づくことがありません。いつも移ろいゆくときに「ああ、夏が終わってしまった」と終わりにだけ気が回ってしまって、「秋がきた」と思うことがないのです。ほらロックスターが死ぬと伝説になるじゃないですか、あんな感じ。

なくしてみて初めてその価値に気付く、ってのもちょっとボンクラすぎる気がするので、もうちょっと今を楽しみたいと思うこのごろです。


っつーか今って春なの? 夏なの?(ボンクラ)